まず「クルマのユーティリティ」を堪能してください。

自動車はほとんどの場合、運転席と助手席はついているものです。スポーツカーであっても、仕事で使うバンやトラックであっても、2人乗りは最低用意されているものでしょう。

3人家族というのは、お子様がおひとりの場合。最近ではお子様が産まれて初めてクルマを買われる方も多いかもしれません。そういう意味では「初めてのファミリーカー選び」となる場合も多いかもしれませんね。

また、ご自身の通勤通学で乗られていたクルマ、選ばれる際に運転席はためしに座ってみたりされたでしょうが、後席の空間などはあまり気を配らなかったかもしれません。その意味では「自分で運転するという視点」以上に「使い勝手」「後ろに乗る人のことを考えて」する初めてのクルマ選びになるかもしれませんね。

ですので、クルマ自体はいきなり大きなミニバンにしなくてもいいかもしれません。(ミニバンは一見広々して良いようですが、案外もてあますという声も時々聞きます。また車庫入れなどの際、クルマの陰になる部分も多くなるのは否めません。必要に応じてチョイスしましょう。)是非注目していただきたいポイントをまずご紹介したいと思います。

  1. 余分にかがまないとアクセスできない、とかありませんか?
  2. 後席のドアはどのくらい開きますか?
  3. 後席の着座位置からの視界、狭くないですか?

最低限この位はチェックしていただきたいです。

余分にかがまないとアクセスできない、とかありませんか?

はミニバンのようなスライドドアではパワースライドドア(自動開閉)などもあり、使い勝手はいいものが最近増えてきています。しかし、その分開口部の大きさがちょっと小さい、と感じる場合もあるかもしれません。

スライドドアではなく普通のセダンやステーションワゴンタイプのものでもしっかり直角付近までドアが大きく開くものものあります。もし実際クルマをチェックできるような場合、そんなところも見ていただいて、「これなら大丈夫」そう思えるかどうかがポイントだと思います。

後席のドアはどのくらい開きますか?

クルマの高さ(全高とシートの着座位置の高さ両方)に関してのチェックです。

赤ちゃんを抱いて、また少し大きくなったとはいえ、お子さんの手を引いて、お買い物の荷物もあって、という状況で大きくかがまなければならないのは、毎度のこととなると大変かもしれません。ですので、その高さもイメージしながら、いろいろ選べるような場合にはチェックしてみてはいかがでしょうか。

後席の着座位置からの視界、狭くないですか?

チャイルドシートに座ったお子様の目線を想像して選びましょう。クルマによっては後席の着座位置が前の運転席・助手席より高くなっているクルマもあります。。そういうクルマだと、比較的退屈しにくいかもしれません。

オススメの車

買取りでも依然精力的に全国展開しているガリバーでは、最近中古車の展示場を展開しています。ご紹介したようなチェックをしながら、お好みの一台を選ぶことができます。

展示場以外のお店でも、めぼしいクルマは登録前にチェックしてあまり合わないような場合はキャンセルして他の車種に変更することもできるのです。充実の保証も含め、是非クルマ選びの際、相談してみるとよいでしょう。

以上のことを踏まえ、「3人家族」のうちに注目していただきたいお勧めのクルマをご紹介します。

  • 日産デュアリス
  • マツダトリビュート/フォードエスケープ
  • ルノーカングー
  • プジョー307SW
  • 日産NV200バネット/三菱デリカD:3

これ以外でもいいのですが、お子様が一人の間なら、大きすぎず良いのではないか、という視点で選んでみました。

日産デュアリス

日産デュアリスは比較的コンパクトなSUVです。グレードによってはグラスルーフも装備され、室内が開放的なのもおすすめポイントです。

多分こういうテーマの際にお勧めされることは少ないかもしれません。しかし、いきなり「生活感最優先」というクルマ選び、果たしてそれが絶対的でしょうか。

このクルマであれば乗用車らしさもありながら、適度に実用性もありおススメです。

マツダトリビュート/フォードエスケープ

マツダトリビュート/フォードエスケープはデュアリスと同じ理由ですが、低年式のものもあり、低価格なものがあるかもしれません。フォードエスケープだけ、最近まで新車が販売されていました。ご予算に応じて選択肢に入れていただいてもいいと思います。

ルノーカングー/プジョー307SW

ルノーカングー、プジョー307SWはフランスの小型のワゴンです。

カングーはかなり人気の一台。もともとは商用車なのですが、色やデザインは愛嬌があり、日本はルノーで最も売れる車種になっています。使い勝手もよく、お勧めです。

3列シートがないという点で、お勧めするとなるとどうしても「3人家族」までの推奨になります。

プジョー307SWは7シーター、3列あるのですが、もともとさほど広大なキャビンのクルマということではないのです。2列目以降のシートは自在に取り外しが可能。大きすぎない点も含めて、是非ファミリーカー入門。にお勧めしたい一台です。

日産NV200バネット/三菱デリカD:3

3人家族におススメに際しあえてミニバンを外しました。十分な実用性もあるので、もちろん選んでいただいてもいいのですが、4人家族以上ではぜひともお勧めしたい車種になります。ただ、もっとジャストなサイズで「こういうクルマはどうですか?」という提案をさせていただきたいのです。

ただ、一台だけご紹介したいミニバンがあります。日産NV200バネットとそのOEM供給モデル、三菱デリカD:3です。

日産ノートをベースにした1600㏄のこの小さなミニバン。実は2列シート仕様があるのです。大きさもかなりコンパクトなため、3列仕様でも、大勢の家族向けという感じではありません。

大きすぎるのは避けたいけれど、ミニバンが便利、ということであれば「3人家族」のご家庭にはお勧めしたいミニバンです。

まとめ

もっと有名なクルマもありますし、売れているクルマもありますが、あえてそういうクルマではなく「こんなクルマもあるので、チェックしてみてください」という車種を中心にご紹介しました。

また、そういった売れ筋銘柄ともいうべき車種を否定する者でもありませんし、これ以外のクルマでもいいものはあると思います。ただ、大事なことは、是非普段の生活の流、活動エリア、行動パターンをよくふり返って、車選びをしていただきたいのです。

ただ車検証の乗車定員の数だけ椅子があるから、ということだけで選ぶと、あまり満足いかないクルマ選びになってしまうこともあるかもしれません。

皆さんの普段の生活を振り返りながら、ご家族の皆さんの笑顔を思い浮かべながら、そして、このクルマで「こんな所へ行ってみたい」と、夢とイメージを膨らませながら、是非楽しいクルマ選びをしていただきたいものです。

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