子連れで夜行バスのスキーツアーに行った場合の費用と大変だったことをまとめてみた

2016年1月22日(金)の夜行バスにのり24日(日)の夜に新宿に到着するバスツアーで池ノ平温泉に家族4人でスキー旅行に行って来ました。

池の平湿原スキー場

当初、車、新幹線、バスツアーのどれで行くか迷いましたが、決めたのが遅かったことで新幹線ツアーはすでに予約できず、車を利用するにはスタッドレスはおろかチェーンも用意していないので、今回はの高速バスを利用することにしました。

初めて家族で夜行バスに乗りスキーツアーに行って来たのですが、やはり、子育て世代が家族でスキー旅行に行く場合、パパは大変ですが車で行く方がかなり便利そうだと思いました。

今回、実際に夜行バスツアーに行って帰ってきて、全体でかかった費用と車で行ったほうがよかった点をあげてみます。

我が家の家族構成とスキー経験

パパ 40代半ば。学生時代はスキー全盛期
ママ 30代後半。スキーは数える程度
長男  小学校1年生。今回で3回目のスキー。
長女 満3歳。初めて

今回かかった費用合計

まずは今回かかった費用です。

項目 備考 単価 数量 合計
旅行代金 大人 18400 2 36800
小学生 17400 1 17400
幼児 7000 1 7000
リフト券追加 1500 2 3000
宿 アーリーチェックイン 1000 1 1000
レンタル スキー 1000 4 4000
ウェア 1000 4 4000
手袋 600 1 600
購買 リフト券ホルダー 300 3 900
食事 23日昼食 3500 1 3500
24日昼食 3500 1 3500
その他 ゆかふぇ 1000 1 1000
バス待ち食事 1200 1 1200
おみやげ 2000 1 2000
高速SA 3000 1 3000
合計 88900

■ 旅行代金
旅行代金はオリオンツアーの「夜発バス 池ノ平温泉 ロッジ・ペンションクラス お宿おまかせプラン(1泊)」で見つけたツアー。「ゲレンデ迄徒歩5分以内又は送迎5分以内のロッジ・ペンションクラスに宿泊」とのことなのでゲレンデまで歩けると思っておりましたが、子連れには厳しかったです。

あと、標準プランにはリフト券が1日ついていましたが、長男と私だけそれぞれ1500円を追加して2日券にしました。

■ 宿
夜行バスでは朝7時に到着するので、ゲレンデがオープンする8:30まで待つ場所がなく、我が家の場合はアーリーチェックインをしました。ツアーの特典で割引があり1000円で済みましたが、夜行バスで行かれる場合は必ずアーリーチェックインをチェックしておいたほうがよいです。

■ レンタル
スキー板はしょうがないとしても子供がスキーをやるようになったら、今後毎回レンタルするのではなく、少なくともパパとママ分はウェアを購入しておいた方がよいと思いました。

また、子供用は帽子、ゴーグル、手袋を用意していきましたが、何気にこういう小物をレンタルすると1日1アイテム300円ぐらいかかるので、帽子、ゴーグル、手袋は家族全員分、事前に買っておくことをおすすめします。

■ 購買
レンタルウェアにリフト券を入れるところがなかったので、3人分のホルダーを1個300円で買いました。1度買えば次回も使えますが、ウェアに付いているものや事前に買っておいてもよかったかもです。

■ 食事
食事は800円〜1000円程度。2日とも同じレストランを利用しましたが、まぁ。普通の観光地の内容と価格設定でした。

また、3歳の長女はしばらくしてスキーが嫌だと泣いてしまったので、妻と長女は「ゆかふぇ」というところでほぼ過ごしていました。

今回の帰りバスの乗り場がランドマーク妙高高原という場所だったのですが、座って待てるような場所がなかったので、施設内にあるレストランでバスが車での時間を過ごしました。この日は大雪だったので、ちょっと早めに待ち合わせ場所に向かったのですが、時間ぎりぎりまで他の場所で過ごせるのならばそうしたほうが良いです。

池の平湿原スキー場

今回大変だったこと

学生時代はなんの不便もなくよく利用していた夜行バスのスキーツアーですが、今回は子供2人連の家族で行くと、現地でいろいろ大変だったことがありました。その点をざっくり上げておきます。

  • 夜行バスは若者がほとんど。家族連れはほとんどいない。また、バスが狭いので大柄なパパには非常に辛い。
  • 板とウェアのレンタルがゲレンデの横だったので、宿で着替えてゲレンデに行けない。さらに宿まで今まで着ていた服と靴、ウェアと板の両方をもっていかなくてはならない。帰る日はその逆。
  • 宿からゲレンデまで、妻が子供を連れて歩くと家族の板を運ぶのはパパの仕事
  • 1時間以上の待ち時間が発生する場合、待つ場所がないとお店に入るなしなければならない。

帰りは15:30に現地を出発し、途中3回程サービスエリアで休憩が入ったものの新宿には20:00前に到着しました。渋滞が無かったこともあるのですが、夜行バスのイメージでかなり長い時間かかるのかとおもったら、スムーズに行けば新宿から池の平湿原まで4時間程度でつくようです。

料金的なこと

バスツアーで行く場合ともし自家用車で行った場合の費用をそれぞれ出してみました。

最初に紹介した全体費用の中の旅行代金の部分を抜き出したのと、それに該当する部分に車で移動した場合の費用を足したものを計算しました。

■ 結果
バスツアーの料金  : 61,200円
マイカーの場合   : 55,880円

となりました。

バスツアーに比べ、マイカーを利用したほうが5000円程安くなります。さらにガソリン代は以前我が家でのっていたトヨタ・ノアがリッター6kmだったので、その燃費で計算していますので、もっと燃費が良い車だとこの差はさらに縮まります。

■ バスツアーの場合

項目 備考 単価 数量 合計
旅行代金 大人 18400 2 36800
小学生 17400 1 17400
幼児 7000 1 7000
合計 61200

■ マイカーの場合

項目 備考 単価 数量 合計
高速 初台南 ー 妙高高原 5590 2 11180
ガソリン 600km 燃費 6km 10000 1 10000
宿 大人 11900 2 23800
子供 10900 1 10900
合計 55880

まとめ

マイカーで行く場合、車で雪道を走行する為の装備や渋滞にハマった時の運転者への負担が大きくなることはありますが、スムーズに行ければ片道4時間程度の距離であること、荷物があっても運べること、子供がぐずっても車というプライベートスペースがあること、なにより、子供に合わせて出発や休憩の時間のコントロールができることなど、子育て世代にはやっぱり便利そうです。

今回はバスツアーで大変なことも多かったのすが、スキーの方はというと、初日は天気がよかったものの2日目は猛吹雪で極寒の中、長男と私は滑っていたのですが、息子は寒い中で何度も転びながらもなかなか滑るのをやめようとせず、相当スキーを楽しんでいたようでした。また、3歳の長女もずっとおしゃべりをして上機嫌で始終興奮気味でした。

自分がそうだったように、いずれ親とではなく友達と行くようになってしまうので、なるべく行けるときに家族の想い出をいっぱいつくっていきたいものですね!

では!

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