ダイハツ・タント:高い天井とテーブルになる助手席、広い間口が移動手段以外の空間として使える可能性を感じた車【子育て世代Nさんの車探し日記No.3】
軽自動車で一番の候補はテレビCMでもよく見るダイハツのタント。昨年、家のそばにダイハツのディーラーが出来たこともあり、購入するのもその後のメンテナンスのことも考えると何かと便利そうだと思っていたので先日車を見に行ってきた。
実を言うと私の軽自動車のイメージはあまり良くない。というのも、大学時代にお中元・お歳暮の配達をしており、その時にバイト先から供給された車がダイハツのハイゼットのワンボックスタイプ。
真っ白な車体にオプション一切無しのドノーマル車で、高速に乗ると会話ができなくなるほどのエンジン音、真夏はやけどしそうなぐらい熱くなる運転席、踏み込んでも音だけの加速力など、当時、親が乗っていたトヨタ・マークⅡとは全く違う乗り心地が、軽自動車たるものなのだろうと思っていた。
それでも免許取り立てだった私は運転するのがとても楽しく、その車でいろんなところに行ったものだった。(当時はバイト先の所長さんが寛容でした!)
さて、今回、ダイハツの営業の方にタントが見たいと告げ、見せてもらったのがこちら。
子育て世代ということもあり、一番の要望は電動スライドドア。タントの売りはなんといってもミラクルオープンドアといわれる前ドアとスライドドアとの間の区切りがない広い間口。
実際、スライドドアの車を所有したことは無いので、この組み合わせがどこまで便利なのか予想はつかないのですが、行動に制約を与えるものが無いというのは使うといろいろ便利なことがあるのだろうなぁと思います。
車内の様子。営業の方にホンダ・N BOXとの比較が多かろうと思ってきいたのですが、N BOXは後部座席後ろのスペースが広く、荷物を多く積み込めるのですが、そのことと関係してN BOXは後部座席のスライドが出来ないの仕様になっているので、後部座席のスペースがタントの方が広くとれたりするようです。
シートアレンジもいろいろできる様子。特に助手席がテーブルの様に使えるのは、天井が高いこともあるので、車の中の空間がいろいろ使えそうな感じがします。
また、タントの後部座席の低さを横に並んでもらい説明してもらいました。乗り降りは段差が低いのでとても楽そうです。
これが前の座席。さすがに、バイトの時に乗っていたダイハツ・ハイゼットとは全然違います。
いろいろ見た後、試乗車もあるということで運転してみました。
違う角度から
で、率直な感想。
軽自動車でも十分だなぁ。
この前にトヨタのアルファードに乗ったので上質なものの素晴らしさはもちろんなのですが、自分の中にあった学生時代のダイハツ・ハイゼットの軽自動車のイメージとは全く違ったものだったので、コストパフォーマンスなども考えると、日常生活にこのダイハツ・タントは十分ありだと思いました。
コスト計算
見積もりをもらってコスト計算した結果がこちら。
グレード X ドア CVT 2WD。
オプションはほぼ標準オプションで、唯一金額が貼るのがダイヤプリズムコートの53,550円。それ以外はこまごまとしたもの。
ただし、家に帰って妻と話をしたところ、バックモニターはあった方がいいということで、オプション追加でプラス10万円以上になる見込み。でも、実際にはある程度の値引きが受けられるだろうから、オプションを増やしたとしてもこの金額でなんとかなるかと思う。
また、このぐらいの金額ならローンを組まなくても良さそうなので、月々の家計に追加する負担は2万円ぐらいで済みそう。
ということで、軽自動車 ダイハツ・タント、予算的にも車の内容としても可能性は大です。