別に3人家族・4人家族向けということでも、車選びについてご紹介していますが、小さなお子様がいる場合チャイルドシートの着用が義務付けられています。従いまして、車検証上「5人乗り」であっても後席に3名乗ることは難しいでしょう。そうなると、最低限3列シートのクルマは避けられないことになるかもしれません。

ですので、3人家族・4人家族の時にご紹介した3列シートの車種も是非チェックしていただきたいですが、そこでご紹介しなかったクルマをご紹介していきたいと思います。5人家族の車選びにおいて重要なポイントとしては、是非以下の内容のチェックをしていただきたいと思います。

  1. 3列シートは「補助席」としてではなく重要ポイント
  2. 3列目を使っていても荷物が積めるか
  3. 3列フルで使用した時の使い勝手はどうか

是非5人家族以上で3列シートのクルマを選ばれる際は、3列目を中心に選んでみてください。3列シートを持つ、いわゆるミニバン、ワンボックスですが、案外補助席の域を出ないクルマが多いのです。

なので、おそらく選択肢は「アルファード/ヴェルファイア」か「エルグランド」というどちらかにならざるを得ないということになっているように感じます。しかし、それ以外ににもいくつ見ていただきたいクルマがありますのでそういった車種をご紹介します。

アルファード・ヴェルファイア・エルグランドなどの体験談一覧はこちら

日産キャラバンコーチ

最近では真四角なワンボックスカー少なくなりましたが、先代のキャラバンでは3ナンバーサイズの3列シート/8人乗りグレードが設定されておりました。

キャビンは商用車としても大活躍のキャラバンのそれに乗用車のシートを配したモデルなのでボディサイズの割に広々、ユーティリティも高いモデルと言えます。

しかも、シート地には、防汚性に優れたはっ水効果のあるタイプのものもあります。一見ビジネスユース?と敬遠されてしまうかもしれませんが、実を取るならなかなかいい選択肢だと思います。是非チェックしてみてはいかがでしょうか。

メルセデス・ベンツVクラス/ビアノ

本国では次期モデルが発表されたメルセデス・ベンツの大型マルチパーパスビークルです。

メルセデス・ベンツならではの高い実用性が光りますベーシックな「トレンド」と高級仕様の「アンビエンテ」、そのアンビエンテのトランク部分を延長した「アンビエンテ・ロング」が設定されていました。

こうやってご紹介すると、通常のボディでは「小さいのではないか?」「ロングボディじゃないとだめ?」と思われるかもしれません。しかし、ファミリーで使用するなら、標準ボディ(ロングではなくても)大丈夫だと思います。

レール上をスライドして、シートアレンジするタイプではなく、着脱式で独立したシートを固定し、レイアウトさせるタイプです。バリエーションも豊富ですし、前席独立しているので、たとえば2列目の真ん中にチャイルドシートを固定することも可能です。

また、高級車ブランドのイメージの強いメルセデス・ベンツですが、中古車市場での流通価格は、国産車と比べても魅力あるレベルと言えるでしょう。

納車前整備、保証のしっかりしているお店で購入すれば、国産車と大差ない感覚で所持できるでしょう。特に長距離移動をクルマでされる方、このクルマはいい選択ではないでしょうか。

シトロエンC4ピカソ

ミニバンというと日本がバリエーションも、そのつくりでもかなり先進的だと思います。しかしバカンスの国シトロエンにも是非ご紹介したい一台があります。それがこのクルマです。

スタイリッシュなデザイン、上のメルセデス・ベンツVクラス/ビアノ同様、独立したシートでアレンジできるシートも魅力です。

比較的ボディのサイズも日本国内でももてあますことがないサイズ、さほど新車登録の多くないクルマですが、程度のいいクルマに出会ったら、中古車で選んでみるのもいいのではないでしょうか。

まとめ

もっと有名なクルマもありますし、売れているクルマもありますが、あえてそういうクルマではなく「こんなクルマもあるので、チェックしてみてください」という車種を中心にご紹介しました。

また、そういった売れ筋銘柄ともいうべき車種を否定する者でもありませんし、これ以外のクルマでもいいものはあると思います。ただ、大事なことは、是非普段の生活の流、活動エリア、行動パターンをよくふり返って、車選びをしていただきたいのです。

ただ車検証の乗車定員の数だけ椅子があるから、ということだけで選ぶと、あまり満足いかないクルマ選びになってしまうこともあるかもしれません。

皆さんの普段の生活を振り返りながら、ご家族の皆さんの笑顔を思い浮かべながら、そして、このクルマで「こんな所へ行ってみたい」と、夢とイメージを膨らませながら、是非楽しいクルマ選びをしていただきたいものです。

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